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2005/03/20

全面降伏!

 竹島問題というか独島問題というか、...嗚呼、つくづく残念ですな。昨今の韓流ブームは、両国にとって待ちに待った好機ではなかったか。この奇跡の到来は今回の問題でアッサリ流れてしまうわけ?...嗚呼。
 結局調べれば調べるほど、俺には両国それぞれの主張には決定打を欠くとしか思えない。そして、問題をこじらした原因は、両国が長期にわたってこの問題をうやむやにしていたことではないか。とっとと両首脳が会談を設けて白黒決着付けてくれよ。む?よくよく考えれば、この問題を解決するには友好ムード高まる今しかない気もしてきたな。まさかそれを見越しての竹島の日制定か?だったらいいなぁ。

 俺が韓国との問題に興味を持つようになったのは、まぁ、土壌としては小学校での経験( 1 月 28 日のコラム「ダメだってさ!」)もあったのだろうが、好きな SF 作家、豊田有恒氏の影響でもある。氏の著書「イワシの頭」は諸外国と日本の文化の違いから生じる軋轢をコミカルに描いた連作短編集である。書題の「イワシの頭」(注)などは涙なしには読めない傑作。豊田氏の博識とみごとな見識に是非みなさんも触れていただきたいのだが、既に絶版、残念なことだ。(個人的には古書店を何軒か回ってでも読んで欲しいと思うくらいだ。)
 その作品が素晴らしく、氏の著作を他にも読み進めて行くうちに、氏が日本と韓国(朝鮮半島)問題のエキスパートだということが分った。氏は韓国と日本との友好を切実に願いながらも、ある一時期は絶望してしまう。熱すぎる韓国の国民性に対して、それでは会話の余地が全く無いではないかと。しかし、氏は次のように弁護もしている。朝鮮半島の過去二千年間を振り返ると、かの国は約二年に一度の割合で他国から侵略を受けている計算になるのだそうだ。(二年に一度だよ!信じられるか?)なんという悲しい過去を背負った民族なのであろうか。そういう背景を考慮すれば、過剰とも思える彼らの反応も理解出来るのではなかろうか、と。

 ワイドショーでは、ヨン様の追っかけオバチャンにコメントを求めていた。今回の問題により、韓国との関係が悪化しそうだが、それについてどう思うかと。オバチャンは即座に淀みなく、何恥じることなく答えたよ。残念な出来事だが、それでヨン様への気持ちが変わるわけはないと。
 正直俺は、韓流ブームなんて一時的なものだと思っていた。上辺だけのものだと思っていた。でもさ、思ってたより根付いているんじゃないかって、そのコメントを聞いてやっと理解した。
 彼女たちのことを多少みっともないとも思っていた自分を今では恥じている。争うことしか知らない野郎どもより、彼女たちの方が余程賢明だ。俺はこれから彼女たちが TV 画面に映るたびに手を合わせることにするよ。

 最早あなた方こそが最後の希望だ。誰もあなた方には敵わない。敵うものか。

※注)思いっきり間違えました。泣ける作品は書題の「イワシの頭」ではなく、「横メシ」であった。失敬!

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